2005/4/29 馬氏八極拳セミナー IN 広島

レポート/ 馬賢達通備武術学院日本支部中国四国地区分会代表 宅見幸一

     同九州地区分会代表 福田裕

2005年4月29日、広島市内の某体育施設にて、実戦武術の最高峰・馬賢達老師の高弟である小林正典先生について、馬家に伝わる八極拳を学ぶ。

我々は普段から小林先生から名門馬氏通備武術を学んでいて、その本質である戦闘技撃としての学習及び研究のみだけでなく、先人から伝わってきたこの優れた文化としても研究し、その教えを実践してきた。

先人たちが実戦を通して研究され、悠久の歴史がある伝統武術の技術は真理といってもよいだろう。我々はスポーツ化してない、変形されてない伝統武術を学び、練習していくのを趣旨としており、今まで小林先生に強く要望をし、先生から教えを受けながら、西日本の地域に普及活動をしてきた。

小林正典先生はふだんは東京等の関東地域にて指導をされており、広島のような地方では指導を行われていない。

今回、我々のたっての希望により、小林先生が広島まで来ていただき、一般公開用のセミナーを開いてくれたのだ。そしてみずから手を取って馬氏の八極拳の基礎から発勁方法、理論、八極小架、八極拳、套路の中にある動作の原理と用法、基本の対練法、そして鉄山靠、翻子拳の基本拳路である健宗翻まで、出し惜しみなく指導され、大変密度の濃い講習会となった。

地方では本場の中国武術に直接触れる機会がほとんど無いといってもよいだけに、馬賢達老師の入室弟子である小林先生から直接指導を受けたことは、今回参加した受講者皆にとって大変貴重な体験となったであろう。

馬賢達老師の入室弟子である小林正典先生広島へ来る!

これが名高い翻子拳の出門架子「旗鼓勢高架式」

翻子拳は「旗鼓勢」から始まるのだ!ここから一気に途切れなく連続で左右の拳を打ち込むのだ!!

「旗鼓勢」の構えにより出陣の前で満身の力を出し切れるよう蓄えるのだ。

小林正典先生は中国著名武術家である馬賢達老師に最も長年ついて修行されてきた人であり、日本での地域で普及するためにあの馬賢達老師から師範の資格を授かったお墨付きの本格的な師範である。広島のような一地方ではなかなかこのような師範から直に学習を受けるのは困難である。かねてから我々の所で学習している若い生徒たちからも小林先生から直接習いたいという声があった。

それに小林先生はただの武術教師だけでなく、日本馬氏通備武術協会の代表という通備門の重責をも負われていて多忙な身であられたが、我々の長年の師弟関係によって、我々の念願どおり一般公開のセミナーを開催してくれたのである。

セミナー当日(4月29日)、晴天にも恵まれ、我々は今回の八極拳セミナーに参加されるみなさんと現地で集合した。今回は遠く九州の福岡からも受講者が来られた。河北の楊露禅が河南の陳家溝まで赴き太極拳を習得したというが、昔も今も武術を極めたい情熱的な若者がいるものだと改めて感心させられたのであった。やや緊張の面持ちで、体育施設内にある武術訓練場に向かう。到着したら、小林正典先生は練習衣で待っていた。小林先生は前日の夜中に広島に着かれたそうだが、疲労の様子は見られないようだ。

一番最初に基本的な立ち方(架式)を教えて頂いた。初めて学習に来た人もいたとのことで、馬歩・弓歩・虚歩等といったものであるが、低い姿勢と安定した下半身が要求される。それぞれの架式において重心の取り方やリラックスしなければならない箇所など具体的に指導して頂いた。また小林先生が西安で武術を学び始めた頃からの貴重な体験談も聞けて、緊張していた受講生のみんなも和らいだようだ。どれも武術を追求する我々にとって大変貴重なものであり、その話の中から小林先生が長年中国で修行してきた武術に対しての深い経験と技術が伺える。

次に通備拳の基本功である劈掌と掛掌、臂横を教わった。劈掌は上から下へと腰を軸にしてぐるぐる回し、その腰の回転による力を利用して肩の力を抜いて立円を描いてまわす功法であり、「放長撃遠」を要求される。慣れないうちは、どうしても肩に力が入り上体だけで動いてしまいがちになるので、肘が曲がってしまって、手を伸ばしてちゃんとした立円が描けない。これほど放鬆(リラックス)が要求される功法はないといっていいぐらいである。

これらの練習は劈掛拳や通背拳など特に「放長撃遠」を要求される通臂劈掛系の拳法では必要不可欠であり、馬家の八極拳は劈掛拳の身法や勁道を用いておこなうので必ず身体をゆるめなければならず、劈掛の基本も練習するのである。小林先生の肩を触らせてもらったが、先生の肩は凹んでいて、大きな窪みがある。肩関節が開いて大きく動ける分、拳の届く範囲がより遠くまでになる。手を鞭のように強く打てるようになるには、このように肩をゆるませなければならないとのこと。

それから開合を使った身法の動き(臂横)を教わり、身法を使っての蓄勁と発勁の身体操作を教えてもらった。やはりできる老師から実際に直接動いて説明してもらうとわかりやすい。そしてその「呑吐開合」の身法による蓄発勁動作プラス腰を主軸にして回し、跨を切る身体を捻りながら勁を出す練習方法も教わった。

小林先生の動きは単に早いだけでなく、柔らかさも感じていた我々だが、改めてそう思った。これらの基本功は一朝一夕で出来るものではないが、何とかものにしないと言っていた熱心な受講生がいた。そんな声を聞いて、我々も改めてそう肝に銘じたのであった。

「崩撼突撃」八極拳

受講生揃って八極拳の靠法「鉄山靠」をおこなう

ドン!と震脚して強く踏み込んで壁に体当たりをするのだ。

みなさんの体当たりの威力に驚いて見ていた通行人もいたとか・・・。

次に八極拳の基本突きである冲捶、衝捶を教わった。冲捶は八極拳の基本的な打法であり、虚歩をしっかりつくって、捻りの反動を活かして、力強く前へ踏み込んで打ち出す。小林先生の冲捶は上盤、中盤、下盤の動きが連動しており、滑らかさと力強さが両立していた。それは馬氏通備武術独自の身法によって練った力だと思う。受講生のみなさんは思わず「スゲー」という声が出て目を丸くしていた。

衝捶は形意拳の跟歩のように前へ大きく飛び込んで後足を寄せて拳を打ち出す。この衝捶も拳を打ち出す時は冲捶と同じで八極拳独自の打ち出し方「三盤合一」を要求される。最初は姿勢及び力の出し方をしっかりと意識しながらゆっくりとした動きで動作を正確に行うように指導を受けたが、次第に大きく、力強く前へ前へ飛び込んでいくことを要求された。受講生のみんなさんは一生懸命前へ踏み込むように練習されていたが、基礎ができていない何人かはなかなか足がついて来れなかったようだ。 「拳打による攻撃でも、防御においても、歩法(フットワーク)で移動しながらおこなう」云々とあるが、やはり基本功である架式の練習をしっかりしないとこういった大きく踏み込む動きではなかなかついていけないものである。改めて基礎の大切さが痛感させられた。小林先生の衝捶は弓矢の矢が飛んでいくみたいに前へドンドン進んでいく。 衝捶は離れた距離から一気に八極拳の得意とする接近戦に持ち込むための重要な基本打法であるため、初心者からしっかり身につけなければならないとのこと。こうして小林先生の動きを見ていると、馬賢達老師の全盛期がいかに凄かったのか想像できる。あの独自の歩法は全国規模の散打試合で大きな戦力になったであろう。

次いで、八極拳の基本拳路「八極小架」を教わる。これは架式や八極拳の発勁法等を練る基本拳路なのだ。馬氏八極拳は通備劈掛拳独自の「慢拉架子」をも要求されるので、動作の中にゆっくりと気を練るような内功に近いような動作もある。その逆に一気に激しい発勁もおこなうのだ。剛柔を兼ね備えた「八極小架」といってよいだろう。小林先生から具体的に小架の用法や応用変化等も伝授を受けた。単に、形だけでなく、なぜこのような動きをしなければならないのか、用法は一つだけでなく、情況に応じて様々に変化することなど大変具体的に指導をいただいたので、受講生にとって大変有り難かったようだ。

普段のセミナーでは基本拳路の「八極小架」まで進んで終わるのが普通だが、次に、八極拳の代表的な套路「八極拳(流派によっては八極長拳、大八極ともいうが、馬氏ではそういわない)」を教わることとなった。朝陽手から震脚をドン!として大きく踏み込みながら頂肘を決める動作から始まる。「八極拳」は「八極小架」よりも動作がかなり活発であり、力強さをも求める。小架でしっかりと基礎を練らないとあんな激しい動きはできない。そして「八極拳」の套路の中で出てくる「大纒」等の対練練習もおこなった。八極拳には、実戦時の注意点である「挨」、「戳」、「擠」、「靠」の四つの字訣があり、死角から相手に接近してから、相手から離れずに攻めて行き、相手を崩しながら、その相手を体当たりで吹っ飛ばすのが原則であるが、「大纒」はこれらの基本原則を習得するのに大変良い練習方法であるとのこと。震脚をしながら相手の前手を取り、大きく手を巻き込んで相手に密着するのだ。「纒」の技法が要求される。

さらに体当たりの力を強化させるための練功法として「鉄山靠」の指導も受けた。八極拳は接近戦を得意とする短打拳法なので、靠法をとても重要視するのだ。この「鉄山靠」は震脚してから壁面に向かって猛烈に前進し体当たりを行い、靠功を養うものであり、筋骨や皮膚、内臓まで鍛え、少々の打撃による攻撃ではビクともしない頑強な身体を作るのだ。

初めて学んだ者はかなりの体力を消耗したようだ。この練功で体を壁にぶつける時は、必ず息を「フン」と吐きながら、「崩撼突撃」による勁をおこなうのである。この練功法は間違った練習をおこなうと内蔵を傷める可能性が高いので、これ以上の説明は避ける。

まさか初めての受講者も参加されているこのセミナーでここまで教えていただけるとは正直思わなかった。聞くところによると小林先生は普段指導されている東京では「鉄山靠」を指導していないという。

「あなたたちの練習を見ていて、練習して強くなりたいという純粋さが伝わる」、「私が注入したいことをあなたたちはどんどん吸収してくれているから嬉しいものだ」と有り難いお言葉まで頂き、受講生みんなの励みとなった。しかし小林先生は「私はお世辞は言わない。たとえ他の武術家等のことを聞かれてもやみくもに誉めたりはしない。駄目な人間ならウチに通ってくる練習生であろうと、駄目だと言う・・・私は正直だからね」、「いくら習っても覚えようとしない、人からやってもらおうと待っているだけの人間や自分から練習しようとしない人間はどんな武術を学んでも上達はしない」とも仰ったので、思わず我々も褌を締めなおしてしまった。恐らく小林先生は心で武術を教える師範だと思う。それに、どのように武術を学んで習得していくか!身を持って我々に知らせようとしてくれた。悠久の歴史がある中国武術を学ぶには師弟との相互信頼関係が第一である。師から指導を受ければそれで師弟関係とはなる。そして師につきながら繰り返し修行を続けていく。しかし浅はかな信頼関係では長年の付き合いがあっても決して真伝を授かれることはないし、師が語らないと一生真理を悟ることはできない。小林先生は長年馬賢達老師に師事されているので、小林先生の話はとてもリアルである。

怒涛の連打翻子拳!!

最後に、翻子拳の基本拳路である「健宗翻」まで教わることとなった。翻子拳は「双拳の密なる如く・・・」との諺言や「脆」「快」「弾」「冷」「硬」の要訣がある快速連打の拳法として知られている。馬家の翻子拳は通備劈掛拳の動きを取り入れられているので、体を開ききったりして拳をできるだけ遠方へ伸ばして打ったり、急激に身体を縮めたりする動きがある。また独特の麒麟歩を用い、前進して敵を満身の力を振り絞って連打し打倒するのに便利がよい。それに大きく飛び込んで全身の重心の移動による満身の力で打ち込むような八極拳や劈掛拳に見られるような踏み込みが大きい歩法もある。それに馬家の翻子拳は撼勁も採り入れているようで、快速連打の上に打撃が重いのである。また、上下の起伏や前後の身体の移動があり、例えば上段へ天高く伸びきるように拳を突いたら、即潜り込むように中段や下段へ重い突きを打ったりする・・・息のつく間もない連続攻撃である。これらの動作はボクシングと共通する動きもある。モダンな拳法と言われているが、実際は明代までさかのぼるとても古い拳法である。若者が学習するのにはとてもよい拳法だと言えよう。翻子拳は拳による連打の拳法なので、古くから蹴り技を得意とする戳脚を兼習する習慣があり、翻子拳の套路の中に採り入れられている。

話は少し戻してみるが、これらの動きの説明でもう理解して頂いたと思うが、通備門の拳法は最初に劈掛拳の基本功を学ぶのが必要不可欠なのである。

翻子拳は直突きの連射の拳法であるが、劈掛拳は「轆轤反址勁」により円の回転によって連続して発勁をおこなう拳法なので、拳による連射(翻子拳)と回転による連打(劈掛拳)ということで、両者が共通する部分が多い。ようするにどちらも身体を弛めることによって、早くて強い勁を出せるのである。

劈掛拳の基本功をしっかりと練習することによって身体の回転が速くなり、快速の翻子拳の連打が打てるのである。

「健宗翻」は馬家翻子拳の基本拳路であり、翻子拳の基本突き蹴りなどがある。

旗鼓勢から連珠砲→棒鎖手→搶歩双撞蔵・・・等あたかも爆竹が連発で鳴らすように激しく連打を行う。素早い連打を次から次へとつなげていく。小林先生の動きは流れているようで、力みもなく、迅速な連打による突き、素早い蹴り、大きく素早く踏み込んだ歩法により全身の勁を打ち出した打撃には受講生はみな感銘を受けた。受講生一同は一生懸命ついていこうと、できるだけ早い突きを強い勁を打ち出そうと頑張った。小林先生の翻子拳の動きを見てあの伝説の強さを全国にとどろかせた馬賢達老師から長年伝授されてきたものだというのがハッキリわかる。馬賢達老師の猛烈快速な翻子拳の連打を見て、多くの達人が棒立ちになって圧倒されたと聞くが、なるほどと改めて思った。遠い長い道のりかもしれないが、少しでも馬賢達老師の境地に近づけるように頑張らないといけないと強く思った。

大変ご多忙なところ、わざわざ広島までお越しいただき、予定時間を大幅に超えながらも、最後まで丁寧に指導していただいた上に、翻子拳の「健宗翻」や八極拳の「鉄山靠」まで教えていただいた小林先生に感謝し、このレポートを終了させてもらいたい。

あとは我々が練拳をしながら、実践していき、広島をはじめとする中国地方や九州地区に馬家通備武術の普及に邁進できたらと思う。

最後に小林先生 本当にありがとうございました。

謝々

ついでに・・・予定時間を大幅に超えたセミナーだったのにかかわらず、その後もずっと練習を続けようとしたS君の底知れぬスタミナにはみんな驚嘆した!

目指せ!将来の通備拳士

翻子拳の招法の一つ「開石雷」

本来は足を払う勾腿をおこなってから今の動作をおこなうが、説明の便宜上、「開石雷」の動作の中で最後の飛び込んでの圏捶の連続写真をセミナー直後に小林先生にお願いして撮らせてもらった。

通備門の翻子拳はご覧のとおり、劈掛拳の影響があって大きく踏み込んで敵に近づく歩法が多い。

小林先生が発勁しながら大きく踏み込んでいる時の身体が弓のようにしなっている。

劈掛拳を練習することにより柔らかくそして強い勁が打てる身体が作れるのである。

馬賢達老師曰く「中国武術で最も突きが強力なのは翻子拳!翻子拳を真面目に練習すれば1年で強くなれます」その強くなる秘訣とは?

小林正典師範の師・馬賢達老師(資料提供:馬賢達老師 福昌堂うーしゅうより)

弱冠19歳の大学生の身で全国規模の散打大会に出場し、並み居る名人、達人を打ち倒して優勝を果たし向かう所敵無しと呼ばれていた。

その強さは中国の武術雑誌「武林」にて、「動くこと雷震の如く、穏なること山岳の如し。進退は急速にて、快速なこと雷閃の如し。向かう所の前に敵無く、争鋒すること難し」と人々に称されたという。

劈掛拳の猛烈な掌打を打つ馬賢達老師(資料提供:馬賢達老師 アメリカの武術雑誌「KUNGFU」より)

馬老師の父馬鳳図は若くして天津、滄州一帯において「千里追風侠」と称されていた。何故なら八極拳と劈掛拳に精通していた馬鳳図は遠い間合いから風が吹いてきたかの如くあっという間に敵の死角に接近できたからである。

若き馬鳳図のことを快く思わなかった神槍李書文も馬鳳図の巨体から繰り出す劈掛拳を見て驚嘆し、当時馬鳳図が副会長を務めていた「天津中華武士会」への参加を決めたと言う。

中国において実戦武術最高峰といわれる通備門の武術は劈掛拳の中に強くなれる秘訣があるようだ。八極拳、翻子拳においても劈掛の身法や勁道でおこなうからである。

参加者の感想文

  • 用法まで一つ一つ学べた事で、練習するのに意識の点で大切な物を得ることができました。それに今回のセミナーで参加して、自分が意識してなかった姿勢や肩が力んでいたことを指摘され、まだまだ練習しなければいけないと痛感致しました。肩に力が入らないようにしなければ、この先の進歩はないということを頭に、手を鞭のように力まないように基本功である劈掌等の練習を行いたいと思います。まずはその点を改善し、後には小架、大八極を、用法をしっかりと意識しながら、全身の協調による発勁を一回一回行えるようにすることです。

  • 僕は普段小林老師のお弟子さんである福田先生に習っているのですが、今回のセミナーでの練習で、自分の未熟さを痛感致しました。架式が一つも満足にできなかったので、もう一度最初から福田先生に指導し直していただきたいと思っています。

    小林老師の指導を受けて、小架や大八極等の套路の一つ一つの用法について説明して頂いてすごく勉強になりました。一つの動作にさまざまな応用変化があり、驚いたのと、本当に危険な技を教えてもらっているということを実感しました。

    小林老師の動きはやわらかく、しなやかな動き、全く力を入れているようには見られなかったのに、技をかけられた宅見さんたちが吹っ飛んでいるのを見て、初めて発勁のすごさを見せていただきました。失礼な話かもしれませんが、お世辞にも小林老師の体格は決して大きくはありません。普通の青年といったかんじです。それなのにあんなに威力がある技をもっているので、本当に中国武術は奥が深いです。長年の練習での成果だと思います。

    これからも福田先生や広島の宅見さんのご指導のもと、自分の技を磨いていくように頑張りたいと思います。

    山口県で中国武術が学べると思っていなかったので、今はすごく充実してるとともに、小林老師をはじめ福田先生方々に感謝しています。今回はありがとうございました。

  • 今回初めて参加したのですが、本やビデオでは分かりにくいと思われる身体各部の開合やひねりが八極拳のほとんどいたるところにあったことが気づき、とても興味深いセミナーでした。

    体当たりの力を鍛える鉄山靠は見るのも初めてだし、教わるのもなかなか難しいとのこと。接近短打を得意とする八極拳の極意を少しでも触れたようでよかったです。

    それに小林老師の丹田が具体的に見えるようだったのが印象的でした。丹田を中心に直径数十cmの球が老師の体の中に埋まっているかのようです。「これが功夫」との事!びっくりしました。

    また機会があれば、参加したいと思っています。できれば早くあればいいのですが・・・。その時はもっともっと小林老師からいろんな指摘を受けたいです。ありがとうございました。

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